RYT200修了後に全米ヨガアライアンスの登録はすぐにする!?期限はあるの?

【PR】この記事には広告を含む場合があります。

RYT200の養成講座を修了してから浮上する「全米ヨガアライアンスの登録は、すぐにするべきなのか。」問題でお悩みではないでしょうか?

登録には費用がかかるよね?急いで登録するメリットってあるのかな?

私も同じ悩みを抱えていたので、後悔しないためにもすぐに登録するメリットや、登録しないことでのデメリットを調べることにしました。

結果この記事では、RYT200修了後の全米ヨガアライアンスへの登録には期限がないため、必要が生じたタイミングで行っても遅くはないと結論づけます。

この記事を読むと、はやく登録をしたほうがいい場合をふまえ、登録のタイミングを自分で決めることができますよ。

この記事を書いた私のヨガ歴
  • 2023年春、ヨガ初心者レベルからゼロカラYOGAでRYT200養成講座を修了
  • 卒業後オンラインヨガでアーサナを練習中
  • 現在RYT500の養成講座を受講中

それでは本題に入ります。気になる目次からクリックして読んでくださいね。

オンラインヨガで学んだポーズをキープ&ブラッシュアップしよう!

目次

RYT200修了後に全米ヨガアライアンスの登録はすぐにするべき!?

ヨガ仲間

RYT200の修了証を受け取ったあとは、初回登録費用115ドルを支払い、全米ヨガアライアンスに資格取得者として任意で登録できます。

RYT200修了後の全米ヨガアライアンスへの登録は、必要が生じたときに、自分のタイミングで行うのがおすすめです。

登録に期限はなく、一度修了したRYT200は登録しないことで、失効することはありません。

参考までにですが、私が卒業したゼロカラYOGAでともに学んだ同期30名のうち、すでに全米ヨガアライアンスに登録を済ませた方は2名です。

ゼロカラYOGAでは、全米ヨガアライアンスの登録には期限がないため、ヨガインストラクターとして就職したタイミングで行うことを勧める意向でした。

急いで登録する必要なないのね。

ただしこれはひとつの考え方であり、はやめの登録を推奨するスクールも多く見られます。

はやく登録をした方が優位な場合について説明しますね。

すぐに登録したほうが優位な場合

次の3つの項目に該当する場合は、はやめに登録することをおすすめします。

  • 全米ヨガアライアンス協会で学校を設立する場合
  • その学校でメイン講師を務める場合
  • 勤務先で登録する方針が明確な場合

①と②の場合、全米ヨガアライアンス協会に登録してから、4年以上の認定期間が条件となるため、はやめの登録が優位です。

②はあくまでメイン講師の場合です。求人サイトでRYT養成講師の募集をみると、メイン講師以外の講師はRYT200修了と、指導経験2年以上の条件が見られましたよ。

RYT200を修了した時点で、上記の3つに該当するケースは少ないのかもしれませんね。

すぐに登録しなくていい場合

今後RYTに関わる予定がない場合や、すぐにヨガインストラクターとして働くつもりがなければ、全米ヨガアライアンスへの登録を急ぐ必要はありません。

RYTの登録を、後から自分の好きなタイミングで行っても、デメリットや損をすることはないので安心してくださいね。

具体的には以下の項目に当てはまる場合、登録を急ぐ必要はありませんよ。

  • RYT養成スクールを設立したいとは思っていない
  • RYT養成講座のメイン講師を目指していない
  • ヨガの学びを深めたいからRYT200講座を受講し修了した
  • すぐにヨガインストラクターとして働くつもりはない
  • すでにヨガインストラクターとしての勤務先が決まっている
  • 肩書きのために登録料を支払うのはもったいない

後の章で説明しますが、登録を維持するためには登録料の他にも費用と、継続教育の条件が発生します。

スタジオなどで勤務するまでは、登録を保留にしている講師が多いのはこのためです。

全米ヨガアライアンスに承認される仕組み

どのような手順でRYT200が全米ヨガアランアンスに登録されるのか、流れを見てみましょう。

STEP
受講生が全米ヨガアライアンス協会へ申請する

まずは講座を修了したスクールに相談しましょう

STEP
全米ヨガアライアンス協会からスクールに確認が入る
STEP
スクールが承認をする
STEP
全米ヨガアライアンス協会から登録を承認される

スクールが廃校したり、万が一先生が逝去されたりした場合、承認する人がいなければ、将来的に登録ができない可能性があります。

そのため、個人経営のスタジオでRYT200を修了されたのであれば、一刻も早く登録すべきとの考え方もあります。

大手スタジオであればシステムがしっかりしているので急ぐ必要はありません。

私が卒業したゼロカラYOGAでも、万が一の場合は協会が責任をもって卒業生のRYT承認を行う約束がされています。

また、全米ヨガアライアンスでは登録した順番でIDが発行され、若い番号のほうがより権威性を示せるという見方も一部であります。

全米ヨガアライアンスにRYT200を登録するメリットって?

メリット

全米ヨガアライアンスに登録することで「RYT資格保持者」と正式に名乗れ、資格をアピールでき、自分の可能性が広がることがメリットです。

肩書にこだわらないなら、初回登録費用115ドルに見合うメリットや、実用的なサービスはないのが現状です。

RYTとは、Registered Yoga Teacher の略で、全米ヨガアライアンス協会に登録し認定を受けているヨガインストラクターのことをいいます。

つまり厳密にいうと、全米ヨガアライアンスに登録していない状態では「RYT資格保持者」ではなく「RYT修了」というステイタスが正確な表現なのです。

協会から正式な表記ルールが定められているわけではありませんが、頭の片隅に入れておきましょう。

登録するメリット

全米ヨガアライアンスでRYT200を登録して得られるメリットをまとめます。

登録するメリット
  • 協会に登録しているという安心感や満足感が得られる
  • 資格をアピールでき自分自身の可能性を広げてくれる
  • 協会の公式サイトに自分のページが持てる 
  • RYT200のロゴを自分の名刺やホームページに掲載できる
  • 世界中のRYT講師を探している人からみつけてもらえるチャンスがある

登録することで得られるメリットですが、一部について実際の効果や運用について調べたことを、補足させていただきます。

協会の公式サイトで自分のページが持てる

マイページには自己紹介、指導経験、写真などが掲載可能です。ただし、検索サイトで個人のページが表示されることはほとんどありません。

RYT200のロゴを自分の名刺やホームページに掲載できる

名刺にロゴを入れるインストラクターは少ないのが現状です。

世界中のRYT講師を探している人からみつけてもらえるチャンスがある

RYTは世界70カ国以上で通用するヨガの国際資格です。協会のサイトを通じて世界中のRYT講師とつながりが持てる可能性はありますが、確率はかなり低いでしょう。

肩書きではなく、実力がものをいうのはヨガの世界にもいえることだという意識は持っていたいですね。

費用に見合うメリットがない理由

パソコンの上で眠る猫

RYT養成講座のスクールごとに、ヨガアライアンスの登録に対する考えを調査した、私の個人的な結論を紹介させていただきます。

実際には肩書にこだわる講師や生徒は少なく、RYT200修了の学び自体に価値があるため、登録料115ドルに見合うメリットはないと考えます。

そもそもヨガインストラクターには必要な資格はなく、資格がなくてもヨガを教えられるのです。

無資格でもヨガを学び、指導経験を積むことで活躍されている講師の方々は、たくさんおられます。

費用に見合うメリットがない理由
  • 登録して得られる特典やサービスが特にない
  • 「RYT資格保持」という肩書きを気にしている講師や生徒はほとんどいない
  • RYT200の知識は登録に関係なく活かせる
  • 肩書きよりも、学び続ける心と何より経験が大切
  • RYT資格保持者がオーディションで有利になることはない
  • RYT200修了証があればいつでも登録することができるので、必要になってからでよい

これらを踏まえてヨガアライアンスへの登録時期を検討されることをおすすめします。

RYT200を登録したあとの更新や費用を解説!

RYTの登録を維持する方法や更新についても気になりますよね。

RYT200の登録を維持するためには、①初回登録料 ②1年ごとの更新料 ③3年ごとの継続教育条件を満たすことが必要です。

初年度登録料 115ドル(登録料 50ドル+年会費 65ドル)に加え、その後1年ごとに65ドルの年会費(更新料)が必要です。

全米ヨガアライアンス協会のヨガ資格に維持に必要な登録料と更新料を紹介します。

全米ヨガアライアンス協会はアメリカの団体なので、すべてドル建てでの請求となり、クレジットカード払いとなります。

3年ごとの継続教育

オンラインレッスンを受ける人

全米ヨガアライアンス協会により、ヨガの指導における高い基準を維持するために、継続的な学習が必要だと定められています。

そのためすべてのRYT講師は、3年ごとに「継続教育(CE)」の単位を取得しなければいけません。

継続教育の条件を満たすには、RYTの初回登録日から3年ごとに45時間以上のティーチングと、30時間以上のトレーニング(YACEP)の、合計75時間以上の単位を取得する必要があります。

継続教育(CE)更新頻度ティーチングトレーニング(YACEP)
合計75時間以上3年ごと45時間以上30時間以上
※10時間は対面、20時間はオンライン受講が可能
3年ごとの更新に必要な継続教育条件

30時間以上のトレーニングの内、10時間は対面レッスンが必須となり、残りはオンライン講座の受講が認められています。

CE(継続教育)とは、Continuing Educationの略です。YACEPとはYoga Alliance Continuing Education Providerの略で、継続教育のためにヨガアライアンスが指定した講座のことです。

登録料と更新料の他に、YACEP講座の受講料も必要です。3万円~4万円ほどが相場ですよ。

継続教育の内容は忘れないうちにその都度、ヨガアライアンス公式サイトのマイページに登録しておくと更新手続きがスムーズですよ。

登録維持と期限のよくある質問

よくある質問と答え

RYT200の登録維持について、よくある質問をまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね。

登録したものの、更新を忘れてしまったらどうなるの?

更新の有効期限が切れてしまっても、更新料を支払えばいつでも更新できます。ペナルティーはありません。更新するたびに、更新日より1年間が全米ヨガアライアンス協会の認定期間となります。

更新しないで放置していたことで、また200時間の養成講座や登録をやり直す必要はない?

ありません。一度全米ヨガアライアンス協会に登録すると、更新料を払わなかったことで登録が取り消されることはありません。ただし、更新されていない期間は全米ヨガアライアンスの認定期間外となります。

養成講座を修了したあと、とりあえず登録だけ済ませることのメリットや、協会のサービスなどはある?

協会の公式サイトではいろいろと特典などが掲載されているものの、メリットや実用的なサービスはないと考えます。

ヨガアライアンスの登録前や、更新料を支払っていない期間に完了した継続教育はどうなるの?

継続教育としてカウントされないので注意しましょう。

更新の有効期限が近づくと、全米ヨガアライアンス協会から、更新手続きの案内メールが複数回届きます。

全米ヨガアライアンスに登録する際は、RYT200を修了したスクールでフォローしてもらえる場合が多いので、まずはスクールに聞いてみましょう。

ちなみにゼロカラYOGAでは、卒業後も無期限で登録代行を無料で行ってくれるうれしいサポートがありましたよ。

オンラインヨガで学んだポーズをキープ&ブラッシュアップしよう!

まとめ

まとめ
  • 全米ヨガアライアンスの登録に期限はないため、必要になったタイミングでするのがおすすめ
  • 全米ヨガアライアンスで学校を設立する場合や、その学校でメイン講師を務める場合は、はやめに登録が必要
  • 登録するメリットは「RYT200資格保持者」と名乗れ、自分自身の可能性が広がり自信につながること
  • 登録すると協会公式サイトにマイページがもて、RYT200のロゴが使えることに加えて満足感や安心感が得られる
  • 肩書を除けば、登録費用115ドルに見合うメリットや実用的なサービスはない
  • 登録を維持するには登録料115ドルの他に、年に1度の更新料65ドルと、3年ごとに継続教育条件を満たす必要がある
  • 継続教育とは、45時間以上の指導経験と、30時間以上のYACEPでの学びを3年ごとに更新することをいう
  • 登録前に行ったティーチングやトレーニングは継続教育としてカウントされない

全米ヨガアライアンス協会に登録することで自信がもて、キャリアに繋がることは素敵なことですよね。

一方で登録料と更新料を支払い、継続教育要件を満たすのは少し負担に感じてしまう面もあります。

全米ヨガアライアンスへの登録には期限がないので、いつでもあなたの好きなタイミングで行えることを念頭に、時期をみるのがおすすめですよ。

RYT200講座でヨガの基礎をしっかりと学べたことで、私自身ヨガを以前より楽しめ、その魅力を感じるようになりました。

この記事が、あなたを登録問題や肩書きから解放し、今後大好きなヨガとどのように向き合い、継続していくのかを考える一助になればうれしいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次